深場の仲間達 その2

ハオリムシ
TubeWorm
硫化水素を含んだ熱水噴出口付近に生きる驚異の生命体。口をもたず、体内に棲むバクテリアが硫黄から作り出す有機物を吸収して成長する。深海には同じような環境に適したユノハナガニや貝類なども棲んでいる。

テンガイハタ(幼魚)
DealFish
有名なリュウグウノツカイに近縁の魚。これは幼魚の姿で、大きなヒレが特徴だが、成魚では体がずっと長くなる。全長1.5mほどに成長し、長い帯状の背ビレを波打たせて泳ぐ。

ユメナマコ
Enypniastes
遊泳能力を持つ深海性のナマコ。ユメナマコは特に泳ぎに適応していて発達した傘状のヒレを使って優雅に泳ぐ。餌は海底の泥に含まれる有機物で食事は海底におりて行う。

ボウエンギョ
Gigantura
前方に突き出した不思議な目を持つ魚。このような管状の目は不釣り合いに大きなレンズを持っているためで、ごく少ない深海の光を集めるのに適している。大西洋でのみ見られる深海魚。

ホソミクジラウオ
Whalefish
大きな口と体つきからクジラウオの名をもつ。全身赤い色をしているが、暗い深海では黒く見え、逆に目立たない。目が小さいかわりに、水の振動を感じる側線が発達している。

テンガンムネエソ
SilverHatchetfish
英名の通り、ちいさな”手斧”のような体形をした魚。体の下側に発光器を持ち、ここを光らせることにより自分の姿の陰影を消して外敵から身を守る。上を向いた大きな管状の目がユニーク。

メンダコ
FlapjackOctopus
深海性のタコの仲間で、体は寒天質でとても柔らかい。円盤状の体が独特で、平たくなったり、ドーム状に丸くなったりと自由自在。吸盤は一列で両側にトゲ状突起を持つのが特徴。

シーラカンス
Coelacanth
1938年アフリカ南東部の海域で発見された「生きた化石」。水深200m位の岩礁地帯に棲んでいるが、2000m以上の深海に棲む魚を食べていた記録もあり、生態には謎が多い。最近ではインドネシアでも近縁種が発見されている。

ギンザメ
Chimaera
原始的な軟骨魚の仲間で、飛び出た歯がネズミの前歯のように見えるため”ラットフィッシュ”の別名を持つ。大きな胸ビレを使って飛ぶように泳ぎ、頑丈な歯でエビやカニなどを食べている
 

マッコウクジラ(ダイオウイカ)
SpermWhale
もっとも深く潜水できる哺乳類で、水深1140mの海底ケーブルにからまっていた例もあり、オスの潜水能力は3000mともいわれる。潜水時間は1時間以上。イカ類を主食とし、巨大なダイオウイカを襲うこともある。
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