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よくある質問と答え(FAQ)

漢方薬の費用はいくら位するのでしょうか?
漢方薬には、副作用はないのですか?
病院や薬局で購入した薬と併用してもいいのですか?
漢方薬は長く飲まないと効果が出てきませんか?
漢方薬と民間薬の違いは何ですか?
漢方薬を服用中ですが、鍼灸等の治療を受けても良いですか?
漢方薬はどのような種類が有り、どのように服用するのですか?
漢方薬はどのような病気に効きますか?
漢方薬に合う人と合わない人がありますか?

漢方薬の費用はいくら位するのでしょうか?

漢方薬の費用は、使う生薬により様々ですが、全国的な平均は、以下の通りです。

漢方薬局  1日分400円〜800円位
自費による漢方診療を行っているクリニック  1日分600円〜1,200円位

この金額には漢方薬局では相談料や調剤料が含まれている場合が多く、クリニックではこれら以外に初診料や診察料等がかかる場合が多いです。
保険診療を行っているクリニックではこの金額に負担割合を掛けた金額が大体の金額になります。
ただし保険診療の場合、薬価収載されていない生薬(保険がきかない生薬)も有り、この部分に関しては実費になる事も多い様です。
ここで、保険診療における問題点について一言。
保険診療による漢方治療は、保険が使われるので、一般の保険治療と同じくらいの治療費で済みます。
しかし、保険診療している先生全てが、東洋医学的診察をしているわけではなく、中には西洋医学の一部として漢方薬を処方している先生もいます。
また、漢方薬を保険適用するには何かと制約が多く、実際の漢方治療においては、この保険という枠組みの中で決められた漢方薬しか使用できなくなっているので、真の漢方治療が出来ない事も多くあります。
また、保険と言う枠組みの中では、薬の値段が決められてしまうため、品質の良い生薬(産地や栽培方法、効果や安全性等)を使用出来なくなり、効果を十分に出せない事もあります。
真の漢方治療を望んでいる先生が保険を使わずに、自費診療制にするのはこの為です。
逆に言えば、自費診療をしている先生は、生薬の事を良く知っていると言ってもいいでしょう。
費用に関してはそれぞれの価値観によって違うと思いますが、あまりにも高額な治療費を除いて健康になる為の自分自身への投資と考えてみてはいかがでしょうか?

木村漢方薬局における費用は、
相談料、調剤料等全て含んで、1日分630円(税込み)となります。
2週間分を基本としてお出ししておりますので、2週間分で8,820円(税込み)となります。

漢方薬には、副作用はないのですか?

最近では西洋医の先生も漢方薬を処方する事も多く、漢方薬の見直しもされております。
しかし、漢方薬もお薬ですから、主たる作用が有るという事は副作用も有るという事になります。
ただし、人命を脅かすような重篤な副作用は無いと思っていただいて結構です。
漢方薬は各個人に対して処方されるお薬ですから、各個人の体質に合わせる、つまり中医学でいう弁証論治に従って処方される薬は、副作用を起こさない様に処方されているいる為、副作用はほとんど無いと言ってもよいでしょう。
一方で以前小柴胡湯という漢方薬が死亡例を出したと新聞報道されました。
この事は日本のみならず、本場中国でも新聞に大きく報道されました。
しかし、不幸にも死亡された方は数年に及び小柴胡湯が処方されており、我々からすると考えられない事が起きているのです。
なぜなら、同じ漢方薬を数年にわたって処方する事自体が不自然で、証を無視した結果としてこの様な不幸を招いたと考えられます。
おそらく死亡例を出した医療機関では漢方薬を西洋医学的に使用していたのでしょう。
ですから漢方薬は副作用が無いのではなく、副作用を起こさない様に弁証論治を行う必要があり、安易に使用すれば副作用を起こす可能性も有るという事になります。
漢方薬を服用する時は必ず中医学または漢方専門の先生に相談してから服用してください。

病院や薬局で購入した薬と併用してもいいのですか?

基本的に漢方薬と新薬との併用はさしつかえないと思います。
但し、ある種の薬は漢方薬との併用により低カリウム血症や間質性肺炎等が現れる事があるので服用する時は現在服用している薬を持参の上、必ず担当の先生か中医学または漢方専門の先生と相談してください。
また、漢方薬を服用すると、病院の薬を急にやめてしまう人がいますが、これは危険な場合が多く、むしろ病状の悪化を招く事もあるので注意が必要です。
例外として最近では病院でも漢方薬を処方する先生も増えてきていますので、漢方薬どうしが重なる事もあります。
いずれにしても漢方薬を服用する場合、担当の先生か中医学または漢方専門の先生とよく相談の上服用してください。

漢方薬は長く飲まないと効果が出てきませんか?

薬の効果に関しては、その人の体質や病気になってからの期間によって違いますので一概には言えませんが、風邪等の急性病に関して言えば1〜2日で効果が現れる事が多いです。
慢性病でも非常に短期間で効果を実感出来る事もあります。
ただ慢性病の場合、病態自体が複雑化している事が多く、効果が現れるのに時間がかかる事が多いのも確かです。
漢方薬は一般的には2週間分位で様子をみます。2週間で様子を見て漢方薬の調整が行われます。
つまり、長く飲めば良いというわけではなく、病態をしっかりと把握したうえで処方された漢方薬を飲めば比較的早く効果が現れやすくなります。

漢方薬と民間薬の違いは何ですか?

一般的に漢方薬と民間薬は混同されて理解されている様です。
民間薬は、ドクダミやゲンノショウコ等の古くから伝承された薬草の事を言います。
特徴としては1種類あるいは2〜3種類の薬草を使用し、体質を考慮せず病名をたよりに使用される薬草を言います。
反対に漢方薬は、古典の医学書に基づいて病態の認識をし、その人の病態素因を重視した処方を用いる東洋医学であります。
一つの処方に約6〜12種類位の薬草を使用し、薬草を単独で使用する事は一部例外を除いてありません。
漢方薬は患者さんの体質に応じて処方が違いますが、民間薬は病名をたよりに使用するので、病名が同じであれば、皆同じ民間薬を使用します。

漢方薬を服用中ですが、鍼灸等の治療を受けても良いですか?

もちろん大丈夫です。
鍼灸医学も東洋医学の一つで中医学とは切っても切れない関係に有ります。
中医鍼灸では基礎理論が同じですから、鍼灸治療をする事により相乗効果が期待出来ます。
また日本での鍼灸治療はいろいろな流派が有りますが、自然治癒力を向上させ、病気の根本を治す点で共通しておりますので、やはり相乗効果が期待出来ると思います。

漢方薬はどのような種類が有り、どのように服用するのですか?

漢方薬には煎じ薬、散剤、丸剤、軟膏、エキス剤等多くの種類が有ります。
基本的には煎じ薬になります。
煎じ薬は1日分の薬草を指定された量の水に入れ、とろ火で約半量になるまで煎じあげます。
こうして煎じあがったお薬を一日3回食前または食間に服用します。
漢方薬の名前の最後に○○湯と書いてあります。
散剤は薬草を直接粉末状にした物で、やはり一日3回食前または食間に水または温水で服用します。
例として五苓散等があります。
丸剤は薬草をこねて丸薬にした物でやはり一日3回食前または食間に水または温水で服用します。
例として八味地黄丸等が有ります。
軟膏はゴマ油等と薬草を混ぜて作ります。例として紫雲膏等が有ります。
エキス剤は煎じあがったお薬を凍結乾燥等の処理をして作ります。
簡単に言うとインスタントコーヒーの粉末みたいな物です。
現在漢方薬といえばこちらの方が多くなっているかもしれません。
一日3回食前または食間に水または温水で服用します。
ただし効力は煎じ薬より落ちてしまいます。
携帯用として使用すれば非常に便利です。

漢方薬はどのような病気に効きますか?

漢方薬が効く病気は、「全ての病気に有効です」というのが答えになってしまいます。
なぜなら中医学では病名を目標に薬を使うわけではなく弁証論治というその人個人の病態素因や病気を起こしている病因病機を重視し処方を考えるので、全ての病気は体の歪み(陰陽のアンバランス)が起こした結果といえるのです。
よって病名は参考にはしますが、病名にたよって薬を決めるわけではないので、全ての病気に有効であると言えます。

漢方薬に合う人と合わない人がありますか?

漢方薬は基本的にその人その人に合わせる為、合う人や合わない人があるという事はありません。
よく耳にするのですが私は漢方薬が良く合ったけど○○さんには合わなかったみたいと、これは漢方薬が合わなかったのではなく、その人の漢方処方が証に合ってない可能性があるという事なのです。
この場合もう一度再弁証をして薬を合わせていく必要があります。

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