かわさき   三百   げんげんばらばら   さわぎ   春駒   ヤッチク

古調かわさき   猫の子   まつさか   



郡上甚句


櫓ヨー太鼓にふと目をさまし

(トコドッコイ ドッコイ)

明日はヨー どの手で こいつぁなげてやる

(トコドッコイ ドッコイ)

(以下はやし言葉略)


角力にゃエー 負けても怪我さえなけりゃ

たまにゃヨー 私も こいつぁ負けてやる

思うヨー 様なら竹とよかけて

水でヨー 便りが こいつぁして見たい


角力にゃエー なげられ女郎さんにゃふられ

どこでヨー 立つ瀬が こいつぁわしが身は


夜明けヨー ましたら起しておくれ

お前ヨー たよりで こいつぁ居るわいな


角刀ナァー 取りじゃの道楽じゃのと

云うてヨー 育てた こいつぁ親はない


今年ゃヨー こうでもまた来年は

こうもヨー あるまい こいつぁなよ殿ま




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